未来は

ダイハードのブルースウィルスよりも痛い目に遭ってしまった

掃除機をかけていて、階段途中で詰まったかと思い
取ろうとバランスを崩しそのままパニクり 顔面から下まで落ちた

ダイソンはやたら吸い込む

指は腫れ 顔は傷だらけ 体はボロボロ
こんなことなら、お掃除ロボット ルンバだか、丹波だか、黒豆だか知らないが
友達がくれると言った時にもらっておけばよかった

がしかし 自分でやらないと気が済まない
科学技術だけでは掃除は納得いかない 自分の手が必要だ

これからの時代は、化学に任せた方が得なのか

老化と死のプロセスを乗り越えられる化学ができ始めようとしている世の中

神の域を越してしまう時代が忍び寄る

AI がその扉をあっさり開け
口を開くだけで何でもできることを人々は受け入れた

元々 三種の神器 洗濯機 冷蔵庫 テレビ
これらが扉をこじ開けたに過ぎないが

人はイメージすることもなく、歩くこともせず、悩まず 手を汚さず 絆さえ薄れ
体だけじゃなく心まで動かさなくなる

全てロボットがやってくれる世界

体が不自由な人や、病を抱えている人にはありがたい方向性だが
思っている以上に 時代は先行し未来に進んでいる

「なんかちがくね?」

この国はもう 平和気分もマックスではないのか
それでも人間は便利グッズを買いあさる

目の前に飢えている子がいたとしても、食べ物を捨て 古いもの使えるものを捨て

挙句の果てには感情を捨て 人に銃を向ける その銃でさえ物足りず

指一本で終わらすボタンを押し 命を捨てる

ジョークやロマンを酒のつまみに、グラスぐらいは手で持ち楽しみたいものだ

宇宙人が三日月に腰掛けこっちを見て笑っているよ
もうすぐ地球や心が滅びる日が近いと

満月になったら やつらが滑り落ちてやってくるかも

photo of crescent moon
三日月

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