パイレーツオブカリビアンの ジャックスパロウが握っている宝島を示すコンパスがあれば
恋の1つや2つ くれてやってもへこたれないが
寒く北を向くだけの方位磁針では……
夢のてっぺんや 命の底を味わい、誰も見たことがない神を身近に感じた時
次の大海原に進む 確かなNAVIが存在してくれれば ぶれることはないのだが
AI デジタル化時代に逆らい 星を頼りに地酒で声をからしたパーティー好きな爺さんを
水夫に雇うととんでもないことになる
その人は 4年眩しい船旅をさせてくれるが、その後4年は、嵐の中を突っ切るだけ
その後の4年も昨年で終わり さあ という 今年 コロナで1年 漂流
無人島で1人 碇を下ろしたまま じいさんの知恵も底をついたようで
口から出る言葉は、良いも悪いも50/50 (これが現実と)
現実とは腐れ縁で、マサイ族が狩りをする距離と同じ
動物さえも気付かない距離をうまく保ってきたつもりだが、どこからか矢がケツに飛んできて 前に進めと 突き刺さる
「これだけは言えるが コンパスも、心の中のじいさんも扱うのは人間」
「自分次第」
この先、右か左か
便利で優秀な AI が、未来を築いていくようになり 荒海を割って入るモーゼのように
無理やり道を作る力をもち その AI が学び 力を授かったら
人間のように強いものを好み 導くどころか人間を攻撃するだろう
AI にとって学ぶこととは 人間の情報だけ
ヒトラーか歌のお兄さんか どちらを選ぶかは もう答えは出ている