CHRISTMASは取り消せない

この世には、取り消せないことが二つある

打ってしまった銃弾と、別れの言葉

国と人の数ほど、嗜好 形が異なるクリスマスがあり 特にこの国ではただの祭りごとととらえる人間が少なくはない

それも悪くないと思うが

キリスト誕生を祝う国では、神聖なもの

茶化してはいけない

ドイツ マウグスブルクでは、500年の歴史あるエンゲル シュピール1か月かけ 準備をし23日に天使の演奏が行われる

キリストが、子供の姿に変わり天使になって舞い降りてくる

クリストキントという祭り

23日のその日、地元の子供たちが天使の衣装を纏い、聖堂の窓から姿を現す

ライトアップされた窓から、顔を出す子供たちは 疑いもない天使そのもの

涙の感動です

広い世界の中で 立った一つの町でもこれだけ神聖で意味のあるクリスマスがある

が、今やクリスマスを商品化するだけのあの国や 存在すら知らない国もあり考えさせられる

今日まで、クリスマスを体験した中で一番感動したのは、NY ロックフェラーでのイブ

同時にマンハッタンでカウントダウンも経験できた年だったからかも

俺もただの ミーハーだ

その感動をいつか、子供が成人したらまた来ようとあの場所で誓ったが 

こんな時代と現実が重なり…. 夢のまた夢

俺の中では、人に言い表せないクリスマスがあり 

それは、ガキの頃からぶれずに秘めている

このままサンタにも伝えられず、墓場を通り越して天国まで持っていくだろう

ここでもう一つ取り消せないものを加えておきます

MERRY CHRISTMAS FOR YOU

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