いっせーの せっ

タイタニック号に乗るより、俺に乗った方がましだ

「まず、俺の話を聞け」

すると子供たちはこう答えた

「チェ」ではなく言葉で「舌打ち一発」と

生意気 生意気

世界は氷山どころか足元まで凍り付き、自力で歩ける道などなく

このままでは、どこかに滑り落ちて行くだけ

何度も言ってきただろ 地球はほかの惑星の地獄だと

今だ誰も気づいちゃいない

内乱 戦争 気候変動 感染症と 人類が「せーのっ せっ」と足並みをそろえ

手を取り合わないと未来などない

高い確率を持つ 占い師が商売道具を畳み始め 「ど~せ 答えは一つだろ」

と、捨て台詞を吐き休業 未来を占うより 祈る方が先?

いや、想像する方が先 

「おお 神よ」とインドガンジス川のクンブメーラは、20万人が密状態

期間中500万人 インド変異株が倍増 神様が誘ったわけじゃない

未来は「自分次第」

太陽が一番高い時間に降りてくる蜘蛛の糸は、数限られていることを知るといい

選ばれた人間だけが地上に戻れる

昔、悪ガキどもが教会でかくれんぼをし 懺悔室に隠れそのまま 何年か後に見つかったら

牧師になっていたというジョークがある

こんな世の中にし、ルールを守れない大人どもは

落ち葉の下でかくれんぼでもすれば 土の肥やしくらいにはなるだろう

季節をどれだけ増やしても、縮まらない人との距離はもううんざり

見つめあうのもいいが そろそろ同じ方向を見つめないと

「いっせ~の せっ」

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