幸せの四葉のクローバーを探すため
三つ葉のクローバーを踏み潰しあるいている人間たち
人間は 快楽を得る事で幸せを感じ取る生き物だが、
今や 幸せの到達地点に誤差が生じてきた。
自分の欲望を満たすため、虫けらのように人を殺す
人間の枠に収まらない奴らが存在し、肩を触れ合う隣に座っていてもなんの驚きもない
80まで生きても たった4000週間
そんなはかない人生を 途中で意味もなく運命から辞職しようとする人間に閉ざされたら たまったもんじゃない
連日連夜 テレビのニュースでは、不器用なスナイパーが無縁の人々のこめかみ目掛け十字線に照準を合わせていると
当たり前のように伝えられ慣れっこになっている
私達獲物側が、その場面に遭遇してもスマホを向けている。
刃物の相棒は、キッチンのまな板から人間の胸板に変わり
戦争の武器は、宅急便でウクライナに届けられ
禁断の薬物は、ハロウィンの飴のように配られ 未来のあった赤ん坊は…
自然界は手足を使うのに疲れた人間の企みで 不自然に滅びていく
私たちはそれでも片道切符を手にすることは出来た
まだ片道だけでも道があるだけましだ
今私たちは、かなり特別にしか見ることができない事件を目の当たりにしている。
四葉のクローバーは もうこの世からひとつ残らず摘み取られ
存在すら必要がなくなってしまう日がそこにきているのかも