退院 

 

思い起こせば 2017年9月

内視鏡胃カメラ検査を受け 怪しい影が見つかり再検査となる。

結果 食道がん初期の段階宣告される。

 

 

この大学病院から食道がんの権威 日本一と言われる

大学病院の院長先生を紹介していただき、命を預けることにした。

 

 

12月 手術

 

 

そして1か月たち 退院

やっとこの日がやってきたが  ここからが本当の闘いが始まる。

 

食道の一部を切り、胃も 1/3 カットし食道につなげ

また1か月間使われなくなっていた食道が 閉じっぱなし。

 

 

食べる  飲む 訓練もむなしく 体重も59キロになり

トータル 25キロもやせた。

(USAで捕まった宇宙人のような体になってしまった。)

 

 

がんは転移もなく 抗がん剤もなしの状態。

なのに食べれなくて死ぬのはまっぴらだ。

そんな恐怖感が現実味を帯びていた。

 

 

そこで 食道を広げる通院手術。 内視鏡で風船(バルーン手術)を

膨らませて広げる。

これを月4回ぐらい続けだす。(これは 辛いの一言)

 

 

半径50CMから 1M, 5M、30Mと少しづつ行動範囲は広がってきた。

やっと、犬とゆっくり散歩ができるようにもなるが 

チューブでおなかに入れた経腸栄養剤と赤ん坊より少ない離乳食だけではやはり、めまい立ち眩み。

 

 

また からだ全体にのしかかる何倍もの重力で 歯を食いしばって歩く。

呼吸はいまだ苦しく、病院のリハビリとは全く違う感覚がのしかかっていた。

 

 

手術から7か月がたち(8月下旬)

内視鏡、バルーン手術を行っているさなか 咽頭がんが見つかる。

 

 

久しぶりの散歩 根岸森林公園
退院当日

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