1丁目1番地

桜の花びらの絨毯の上を歩くちびっ子たち

自分の半分もあるランドセルに隠れた後ろ姿

小学校は気に入ってくれたかな

娘の小学校入学の時を思い出します

ちっちゃな歯が生え変わったあの頃  彼女に純な風が吹き

トイズベッドにさよならをした時

ママに何ドルチップをはずめばいいか考えたか 悩んだかは 定かではないが

子供の成長というものは、あまりにも早い

俺も歳をとるはずだ  ただのおやじの時間のほうが多い

悔しいが年齢に「中指立て」ても無駄なこと

本音を言えば、やり直したいことや 後悔していることもたくさんある

子供達には、進む道をためらったり 諦めたりして欲しくはない

俺も頑張る まだまだ若いし

ちょっぴり命を縮めてしまったその時間は、取り戻してやる

あのビバリーヒルズより住むことが難しい 俺の「心の中」の一丁目一番地に住む娘は

今や たまにしか返ってきやしない プールがついていないせいか

ちゃんとやっているのだろうか 健康で元気でいればいいと思うだけ

自分の親もこんな思いをしていたのかと思うと、
頭が下がり 地面に埋もれ 顔が潰れ ぺしゃんこになる

俺が健康な時に、お別れができて 少しだけ親孝行できたかな

もうすぐ10連休

子供達は帰ってくるかな 住所はそのままに 鍵は開けておこう

〒 0103 (おとーさん)

親父県 若い市 心の中区 1丁目1番地

               道に迷わないように

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四季の森公園 迷いそうなくらい広かった

 

 

 

 

 

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