DCホワイトハウスにあるたったひとつの椅子に座るやつの好みで、世界は回る
人間100人分の仕事は、 AI や機械1台がこなせる時代だが
優秀な人間一人いればそれも必要ない
社会が大切にしてくれるのは利益を生む個人だけ
現在、世界人口77億以上の椅子が用意され そこから無限に増えてゆく
欲しがる椅子の取り合い 争いは激しく、時には殺し合いにまで発展する
人の夢の数だけあるはずもなく どんな椅子にも座われる人もいれば
生まれた時に与えられた一つの椅子だけで終わる人もいる
ゲームの参加資格は全ての人に与えられているが、国によって生まれた場所によってチャンスの違いは出てくる
ゲームだと言ってもルールはある ただ優先順位があるのも事実だ
もちろん金で買える夢の椅子もある
「神様がつくった試練の椅子取りゲーム」決して公平ではない
遠慮したい椅子は、気づかぬうちに座らされていることが多い
やるせない死への VIP 席 取り合いしたくないものだ
例えば、がんなどは二人に一席設けられている
これはむしろ「悪魔が作ったハンカチ落とし」だ
結果だけ後から知る椅子の数もある
中国や 海外からいまだ様々なウイルスが流れ込んでくる
マスクをしていても無駄な空気椅子
大きな尻餅をつくことになる 今年は何席になるだろう
死の直前、人は自分の生涯を映像に映し出され見せられると牧師の教えがある
その同じ日に召される人たちとともに、そこにも VIP S A B席があるのかも
人間である以上 一つでも上の優れた椅子に座りたいと思うのは俺だけではないはず
きっと一生椅子を取り合って戦い 生きて行くのだろう
今この世界で全ての椅子取りゲーム その終わりも近い
誰かと自分、この世に二人 どちらかが生き残れるためのひとつだけの椅子が出されたら…
さあ ラストゲームが始まる
音楽スタート