通りゃんせ

表示のない海原でも 細い糸のような航路がある

あのクルーズ船も、正しい道をたどり帰路についていたはずが

運命の羅針盤は 星を読むことができなかった

この国は、節目どきに大型船が来航すると 時空にしわがよる

あの黒船がそうだったように “通りゃんせ” の続きを読む