ルーブル美術館も追い込まれ休館 モナリザも微笑まず
うっかりしまくっていたら5 kg 太り
そんな矢先の開館
ソーシャルディスタンスのおかげで 顔のむくみもばれず 初日を無事やり過ごしたと聞いている
絵画は修正が効き、いつの時代にも戻れるが
人間も筆一本で修正ができれば、人生をもっと楽しく送れる
ならばこう想像してみよう
天使と小悪魔が地球に落書きをしたら、勝手に動き出した作品が 人間
泥まみれ 雨に打たれれっぱなしのしかめっ面
せめて、わずかに残った笑顔ぐらい 何度も何度も油性ペンでなぞってくれれば
長くうまく生き延びて行けるのに
神様がいたずらに気づき チッチッ と消しゴムで消したら はいそれまで…..
この時代 人一人の命の値打ちは儚い モナリザの微笑より安く見積もられる
昨日、バンクシーが ロンドンの地下鉄車内に残した落書きは いかしていた
あの ネズミに乗り世界に命の大切さを伝えることができたなら
落書きのまま存在するのも 悪くない
永遠に美術館に飾られる 欲でむくんでいない微笑みを持つ人間が、21世紀中に現れるだろうか
バンクシーが、空に向かって 別の惑星まで階段を描いてくれたら
窮屈な地球とも 今なら おさらばできそうな気がする