娘のお弁当の思い出

手術前まで、病院食が苦手でコンビニの弁当を食べていた時
よく思い出していたことがある

娘の高校三年間のお弁当は俺が作っていました

朝4時半から5時起き
毎日毎日雨の日も雪の日も楽しみながら
曲作りを忘れてしまう時間です

食いしん坊の娘は友達の2、3倍の量を食べるので大変です
そして美味しく可愛くないとダメ出し

日頃からお笑いのライバルとして戦っている俺たち
ここでも 娘には勝とうとする気持ちになる
続けているうち、娘の友達がお弁当を見にくるようになったらしい
キャラ弁は写メを撮ったり SNS で紹介してくれたりしていた

「ちょっと嬉しいガリパパ」

調子ぶっこいて 作っているうちに、3年間作る羽目になっていた

お弁当箱も、10種類以上買い漁った

娘の喜ぶ顔を見ると明日は何を作ろうかなと企んでいた日々

最後のお弁当の日「3年間ありがとう」と言われ、

チュッパチャップスをもらった時

「あ、うんち」と言ってトイレに駆け込んで泣いていた
涙がポロリ

そんな娘にも、先日初めて彼氏ができたと嫁伝いに聴き

「な、なんだとー」
俺には直接言えないみたいです

俺がぐれて違う道にそれでしまうんじゃないかと心配してくれているみたいです

俺は中学生か?

ひとつだけ教えておきたいことがあります

愛する勇気があるのなら 苦しむ勇気も必要だと
機嫌悪い レベル5(チャーリー)

 

 

 

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