日本一の退屈男

雨が降ると外に出れない 散歩もダメ

以前は、天気がいい 時間がある というだけで理由をつけちゃ
海外へ仕事 遊びと暴れ飛び回っていた

人は俺を、長距離核ミサイルと呼んでいた

音楽と遊びは 朝が来なけりゃ終わらない

明日のことなど気にもせず 明日の扉を開く合言葉は「まいっか」

楽しすぎて、人生を攻撃ばかりしていた

「わかっちゃいるけどやめられねぇ」とは、まさにこのこと

横浜の本拠地に戻ってからは、少し良い子になり 「下町ロケット」と呼ばれ
地味に活動してきたつもりだが 

あまりにも、仕事以外で手に負えない出来事ばかりが積み重なり ストレスという
地雷を踏み ご存知の通り体をぶち壊してしまった

今では、「下町ロケット」も信管を外し、弾薬倉庫に横倒し
家事も少しできるようになったが、まだまだ援護射撃が必要

どんなことでも一人で任務を果たしてきたのに、悔しい

嫁はこの地球(星)の人ではない
家政婦というよりも火星婦さん 言葉が通じない

なんでもやってのけるが、地球人のやり方とは違う

何があろうと、すぐにワープして飛んできてくれるが 体当たりして着地する性格
俺は毎回 怪我をする

ちょっとおいたをしようものなら、パトリオットミサイルで落とされる

次の突撃命令が出るまで、充電しつつ 焦る気持ちを抑えていなければ

パワーが欲しい

何か目標をめがけて発射したいが、そんな当てもない

今はネタを作って笑って 楽しくおしゃべりするだけ

下ネタロケットになってしまった

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下ネタロケット

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