Expression

知り合いの TV ドキュメントのスタッフが、撮影中マサイ族の一人に英語で
「日本には学校がないのか?」と聞かれた

スタッフが、英語 現地語と通訳を通さなくては話せなかったので

マサイ族の人が不思議に思ったらしい

時任さんと インドにTV ドキュメントで行った時

英語 インド ネパール シッキム語 と四人の通訳がついて、当たり前のようにしか思ってはいなかった

先進国の中で 日本が最も他国語が話せない低い国だと思う

確かに、英語と音楽教育については、いまだ疑問がある

そういう俺もほとんど 手話かゼスチャーに頼り切り

娘や嫁がうらやましい 

そして携帯は「ガラケー」

今ではマサイ族もスマホを持っている 一体俺は「何族❓」
そのうち俺を見学や撮影 しにきたらどうしよう

英語も大切だが、ただ喋ればいいってもんじゃない

母国語も満足に話せない奴にはなりたくはない

人を傷つけたり 生死に関わる表現や言葉については意識すべきだ

アメリカのTVドラマのセリフの中に 「NAGASAKI’D」(長崎の原爆を意味する)

破壊 潰す お前の人生を壊してやるという意味で使われていた 恥じるべき言葉である

日本人が、パールハーバー ドイツ人が、アウシュビッツ を使って言う言葉と同じだろう

どんな国の言葉でも 立場 その背景 使い方 場所 相手の気持ちを遠ざけての会話は避けねばならない

表現の自由だからといって何でも OK じゃ成り立たない

言葉だけではなく、芸術も同じ

他の生き物のように、余計なものは取っ払い
周波数や音、ニュアンスだけでこの世は足りるのかも 

マサイ族

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