女湯を覗くことはできないが 地獄を覗くことはできる
監獄に行くことは簡単だが 天国に行くことは難しい
あれから2年、こんなことばかり考えていたわけではない
生きているということを、じっくり見つめ
死というものを少し覗けたような気がする
簡単なようで難しい
生きるか 死ぬかの狭間で 神様と死神との中立な立場に立たされると
天へと神に従うか、生きて地獄を味わうか どっちつかずにしていたら
そのうち知らんぷりができるようになった
2年前のあの出来事が、何もなかったかのような日々も少なくはない
ただ、この生か死か 近くて遠い距離を、リンドバーグ のように長く飛び続けていられるかどうか
私には答えられない
眠ってしまったら、墜落してしまいそうな時もある
何か刺激を感じ続けねば...
愛し 愛されているということは ...こそばゆい
それでいい