INTO THE UNKNOWN

日曜日の牧師よりも素面で、修行僧の精進料理よりも質素な食事をとり

日々行いの良い私が、地獄の入り口に足を踏み入れました

ちょっくらお出かけ帰宅する度、ディゴ25 KG が毎回2~3 M 先から
ジャンピングおかえりなさい 

4 WDキックが飛んでくる

ディゴの犬種は、 E  スプリンガー  S「 飛ぶ」という意味

そのジャンプ力は飛び立った鳩を、落とすほど

そんなやつが俺の暴れん坊将軍めがけて…

女性には想像つかぬ激痛

Into The unknown   倒れこみ潰れた S の字になり

119 の数字が浮かぶが 恥ずかしくて

神様の計画通りに行くのなら、年功序列でこの世とおさらばできる予定だったが

その辺のじいちゃんばあちゃんよりも一足先に閻魔様にウインクされた

玄関で閻魔様の膝枕にうずくまってから、20分は経っただろうか

吐き気 背中の痛み ディゴには顔をベトベトに舐められ

あたり所を覗いてみると、将軍はただの足軽に 巾着袋は紫色に染まり、地獄へのSuicaを手に入れられる条件は整っていた

このままスポーツもできなくなってしまうのか 色々なことが頭をよぎった

苦しい時の神頼み

この痛みは、男寄りの閻魔様にしか分かってもらえないのか 

NIKIの女神様は目を細めるだけ

だが閻魔心は、分からずごめん

まだあなたと手が組めない こんな時、誰かがいてくれればいいが

ラブラブのキャッチボールのできる夫婦でさえも分かり合えないこの世界

ましてやぶつけ合うドッジボールの我が家では、もっと Into The unknown

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