迷子

聖人たちが羊を数えて眠っている時間

直に会って 立ち話もなんだから…

20代の頃から、死ぬまでにしたい10のことを達成したいと行動してきた

が まだそこに至っていない

一人ではできないこともある 相手あってのことが多い

音楽の仕事は、昼も夜もわからなくなる 不眠症の奴にはもってこいの仕事かも

この生活は説明がつかず 「雲の中にいるみたい」とまともな人は去って行ってしまう

あの子が、いつもドヤされていたママからもらった手元の説明書には 

どう書かれているかは知らないが あの子の口癖は正しい

「人生は説明のつかないことばかりが訪れる」と

誰かの噂は本当だった 「奇跡なんて訪れない」 奴も間違っていることは言ってはいない 

いつも意見を言ってくれる友、奇跡を信じてコメディアンになりたかった

が 人生で人を笑わせたことは 間違って階段から落ちた時だけ

才能と出会うことはなかった

刑務所帰りじゃないのにすぐ女に惚れて

「恋愛に間を開けてはいかん 恋をすれば力がつく」と 俺に言い続けていた

その話を鵜呑みにしてみたら 今の嫁さんと結ばれていた

そして10に1つ近づいた 大人になり 帰る場所を忘れもがいていると、子供に折り返して行く

こんな俺を見て彼女は、領収書があったら 俺をお袋の腹の中に返品したに違いない

いや もしかして もう返品されているのか バーゲンのカゴの中に突っ込まれてはいないか

幼い頃 よく母親に連れられお出かけし 「もしも迷子になったらこの場所にいること」と 指切りげんまん

それを守ってきたが 今、こうしてずっとここに座り込んでいるということは

どうやら迷子になってしまったみたい

だったら 一分一秒でも早く迎えに来てほしい

急いでいる  10まであとひとつという時に 叶わぬ夢と知ってしまったから

家に連れ帰ってくれ 今すぐ 

昨日と同じ服でいいから

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