DAY ZERO

べトナム戦争以来、REALTIMEで人の生死が茶の間の升席から眺められるようになり 半世紀

命の尊さは 日ごとに薄れていく

ガキの頃、こんなゲーム遊びをした覚えがある

「明日死ぬとしたら何をする?」一番笑わせた人 勝ち

「ジャイアント馬場と対決する」 「サザエさんの家族にしてもらう」 

「先こうをぶっ飛ばす」 「好きな子とお風呂に入る」 

昭和丸出しのバカがきだ

この年になってうなずけることは、日々現実に存在するゲームだという事

歩いていても 乗り物に乗っていても 突然意識を失ったり 

予期せぬ癌宣告 誰にでも忍び寄る残された命のゼロ日

自分や家族が、天国の階段に足を踏み入れない限り 

明日の命なんて保証がないと気づいたり、心の底から感じることなど

正直ないだろう

俺も地獄の窯が冷めるほど、2度3度通わせてもらったが

それまでは他人事だった

せめて自分に接する人々や、子供たちには理解して貰いたい

残りゼロの日を知る前に 1日多く生きれる大切さを

世界のどこかでは、生まれる瞬間から 

DAY ZERO が突き付けられる子供たちがいる

このメッセージを どう うまく伝えることが出来るのか考えた

PLAN A 母が残してくれた戦争体験の話をする

PLAN B 俺が咳込んで「血だ!」と倒れる  これはジョークにならん

DAY ZEROを知ると本物の勇気が手に入る

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