病棟日記最終章 健康

AM 6時いよいよ明日退院 

「あ~~~~~~~~~~」

食道がんの時と同じ咽頭癌手術も、3ヶ月待ってからの手術
患者にとっては告知から生殺し状態の日々

「とりあえず終わる」俺は「とりあえずビール」という響きの方がいい

少しでも健康に近づいただろうか

牛乳は飲む人よりも運ぶ人の方が健康である という言葉を聞いたことがある

早く大空の下をたくさん自由に歩き、運動したい

健康になれるなら牛乳配っちゃう

今回も、「早期発見だから大丈夫ですよ」と先生方は言ってくれるが

先生方のおかげです

皆さんの腕と、医学と、科学 は私にとって魔法と見分けがつかないほどです

感謝の言葉しか出てきません

俺は恵まれています

こんな大病院と院長先生そとのスタッフさん達に出会えてラッキーです

俺はフロントガラスばかり気にしていて、バックミラーを見ていませんでした
そんな気がします

反省

とにかく退屈だ

12時の昼ご飯  五分粥

テレビを見まくってやる

16時2分、普段テレビを見ない俺が TV を見ている

TV ドラマとは退屈な部分をカットした人生論だと

俳優さんが泣いた時がドラマだと思っていたが、本当は見ている人が泣いた時がドラマなんだな

ならば、自分が作っている音楽とは、人の人生を見抜き わかったふりをし それを肩代わりしているだけだ

なんかめんどくさくなってきた

「出してくれ! 明日じゃなく今日 ! 今!」
「早くディゴに会いたい!」 

地上に天国は存在しないが、その天国の一部 一瞬を作るのは自分自身

頑張るべ

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5分がゆ
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オートロック式入り口

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