明日という日がやってきた
人生で一番意識していた 誕生日
29年前に父が他界したとき、まさかこんな状態で同じ歳を迎えるなんて
思いもしなかった
昨年は食道が塞がった状態で、チューブからお腹に栄養剤を入れ
何か月も食べることが出来ず、生きることだけで 必死の日々
生まれた日 なんて触れもしなかった
むしろ、死ぬ日 のほうを意識し、重くのしかかっていた
何とか、追いつけ追い越せるかな?
今朝も、何食わぬ顔をして いつもの公園に3人で暴れに行って来ました
が、頭のなかは、答えのない独り言で一杯
10年以上 誕生日はやったことはない
自分のろうそくなんて、立てたこともなく
火を消したのは、仏壇のろうそくの火だけ
娘には 28歳 と物心ついた時から教えていた
年を取らないパパだと 教え込んである
今さら鼻で笑われるであろうが、明日も 28歳 で と~お~す!
明日の向こう側には 何が見えるかな?