幸せワルツ

今日は両親の墓参り

あそこに行くと、頭の中に「テネシーワルツ」という曲が流れてきます

父が大学の頃、母の家までお迎えに行き

口笛でテネシーワルツを吹き 呼び出すそうです

二人の思い出の曲らしい

よく母からおのろけで聞かされたものです

二人の青春時代 ちょっと羨ましかったりもします

母のお葬式の時 母との別れ際にこの曲を流しました

きっと父がまた、口笛を吹いて母を迎えに来てくれているのでしょう

そんな両親に願い事をしたことがないのだけれど

両手を合わせ伝えてきました

「当分会いたくない 俺を呼ぶな」

「聞いてもらえたかな?」

親父もお袋も色々言いたいことはあるだろうけど、やっとこの一年で 探し物が見つかり
これからだという時にほっといてほしい

「よろしく」と

恐怖の扉を開いてから、もがき 彷徨い 苦痛 孤独と戦い
そこから笑いにするまで こんな長い一年は初めてだ

心のどこかで他人事のような気がする時もありました

食べる 歩く 笑うことが完璧ではない

元の自分に戻れるはずもないが、やっと本当の自分と会えたので頑張れそうだ

もっともっと苦しみ 怯えて大変な人がたくさんいる

そう思えば俺なんか幸せな方です

これからはどうしたら幸せになれるか考え、行動に移そう

今度は幸せ探しです

こんな言葉を思い浮かべました

「一時間幸せになりたかったら 酒を飲めばいい」

「1日幸せになりたかったら 結婚すればいい」

「一生幸せになりたかったら 健康であれ」

頭の中でテネシーワルツが聞こえてきます

two person holding pinkies

 

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